キャリア開発は自己責任の時代

一部の大手企業や、士業を除くと未来のキャリアを具体的に描ける方は殆どいないのではないでしょうか。

キャリア開発は自己責任の時代へ移行しました。

今いる会社のポストを目指すのか?

独自性の強い経験を積み上げていくのか?

やりがいか、収入か?

判断軸や転職・独立のタイミングも人それぞれ、正解のない時代です。

結局は、自分の頭で考えるしかありません。

じぶん株式会社CEOとして、人事機能を自分の中に持たなければなりません。

単に「収入を上げたい」といった薄い願望だけでは、長いキャリア・サバイバルを生き抜くことは難しい時代です。より自分らしい方向性と生き残るための戦略を持たなければなりません。

苦しいのは、誰かに相談できることではない、という点。キャリアは個別性が強いため、相談相手の価値観やポジションによって、もらえるアドバイスが偏っていしまうためです。

では、どうすればいいのか?

ポイントとしては、

  • キャリアの大まかな「方向性」を決める(こんな人生にしたい。こんな分野で社会貢献したい。こんな働き方だったらいいな、など。)
  • 得意なこと、好きなことを棚卸ししておく
  • 3年程度のマイルストーン(中間目標=こんな状態になっていたい)を決める

マイルストーンの達成方法を模索する

3年先くらいのマイルストーンができたら、それを達成するための方法を考えます。

今の環境の先に可能なのか?不可能なら、何を変えるべきか?

物事の達成可否は能力の問題よりも、情報の有無によるところが多いといわれています。自分のマイルストーン達成に有益な情報を集めること。これを優先的に、日々インプットする情報の質を高めていきたいところです。

また、能力の問題については、じぶん株式会社の人事部長として、時間、労力、資金をどの分野に投じるかを具体的に決めていく必要があります。全方位的に頑張るのではなく、選択と集中、優先順位を決めて、一つずつ個別具体的に能力開発を行なっていくことが求められます。

長期で目指すものや課題(テーマ)がない場合には、原体験が少ない可能性もあります。できるだけ日常のルーティンにならないよう、外部の刺激を受ける選択肢をとること。人や情報の接点を増やすこと。自分の頭で考える時間を持つこと。これにより、原体験との偶発的な出会いを増やしていくことが大切です。

キャリアは単なる偶然なのか?

キャリア理論では、キャリアは振り返ると偶発的なできごとの決算といわれています。

ただ、これは振り返ってみた場合の統計によるもの。現時点から未来を見据えた場合には、目標と達成方法、日々の改善は必要です。キャリア理論を誤って捉える方も多くいますが、「人生やキャリアには決して目標や計画なんていらない」ということではありません。

多くのエグゼクティブに相対して分かったことは、皆、目標と戦略(達成計画)が具体的、ということです。

自分の人生・未来に仮説を立てる

まず、すべきことは自分の人生の未来予測です。

このままいったら、どうなるのか。

いわば、自分の人生・未来に仮説を立てる、ということです。

その仮説、どう思いますか?

嫌ですか?

わくわくしますか?

だったら、どうしますか?

人生が終わってみれば、自分の人生に責任を取ってくれる人などいません。

人生だけは言い訳無用の結果が全ての世界です。

他人の人生ではなく、自分の人生を生きるため、今から未来に対する仮説を持つべきではないでしょうか。

そして、何かを変えたいなら、自分の人生やキャリアに責任を持つこと。

キャリア開発は自己責任の時代、ということを強く理解しておくことが大切です。

危機感のないところに変革はありません。

自己責任の精神で日々過ごしたいものです。

日々精進